合格体験記 No.7【K・Mくんの場合】

【合格】東京理科大学 理学部

一つの勉強法の資料として、浪人中に1番点数の上がった英語について書こうと思います。

浪人中は、現役での失敗を踏まえ、英語の点数をあげることに注力していました。その上で注意していたのが、単純に英単語を暗記するなどの短絡的な方法に走るのではなく、英語力を総合的にあげる方法を確立することでした。

最初に取り組んだのが英単語です。リベラルゼミやstandardの単語を基礎として、その上に新しい単語を積み重ねていくイメージで覚えていきました。次に取り組んだのがリスニングです。いくつかの教材やアプリを使い、耳を英語に慣らしていき、どれぐらい読解力が成長しているかの判断にも使っていました。また、同時に始めたのが英語を日常的なものにすることです。スマホやタブレットの設定言語や、ネットニュースを英語にして生活するようにしました。英語に対するハードルを下げ、より勉強しやすくするためにやっていました。

これらが軌道に乗った後、新しく始めたのが、英文作成、オールイングリッシュの授業、英文の乱読です。英文作成は記事の英文を読み、その感想や意見を英語で書いていました。オールイングリッシュの授業は、全ての会話を英語で行っていました。主に英文作成で私が作ったものを議論してくという形でやっていました。英文の乱読は、先生が用意してくれた英語資料を毎日読んでいました。個人的に、オールイングリッシュの授業は、終始先生に頼りっぱなしでしたが1番面白かったと思います。

また、上記のものに加え長文読解もやっていました。基本的に長文読解は、新しいものをやるのはリベラルゼミで扱ったものだけで、ほとんどは一度は読んだことのあるものを中心にやっていました。 熟語や文法は受験直前にのテコ入れをしてもらい、受験に臨みました。

以上のものを一年間やっていましたが、これら全てがうまく噛み合ってくれたおかげで英語の得点が伸びたと思います。また、浪人中に沢山の本を読んでいたのも一つの要因だと思います。多少難しい本でも先生が解説してくれるので、貴重な読書体験が得られたと思います。英語だけで見たとき、どこの大学でも現役に比べ格段に点数が上がっていたので、この方法の効果はある程度実証できたように感じます。これは私のやり方ですが、何かの参考になればと思います。

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